つい先日まで可愛い声でバアバと呼んでくれていたのに、台所で仕事をしていたら大きな声で何か叫んでいる。何事が起きたのかと部屋へ行ってみると、盛んに私を呼んでいる。小さな手に握られているお菓子を渡そうとしているのだ。良~く聞いてみると、“ばあやばあや”と言っている。
“ハイハイ、お姫様なんですか?”と答えてみたものの途端に急に歳を取ったような、お手伝いのおばあさんになってしまったような不思議な気持ちになってしまった。最近片言が話せるようになって、可愛くなってきた分、自分の要求が通らないと、癇癪を起こすことを覚えた。自我の発達の一環だから怒っては駄目と思うものの、まぁ~言うことを聞かない事!しかし、可愛い寝顔を見るとメロメロになってしまう。孫の限りない可愛さをまたまた実感するのである。